村田製作所はスマート農業向けの土壌センサーの生産・販売を始めた。電気伝導率などをもとに土の中の肥料や水分の量を正確に測ることが可能で、無線装置と組み合わせて農地の状態をリアルタイムで観測する。水や肥料の過剰な投与を防ぎ、農業の効率アップにつなげる。
スマートフォンや自動車向けの電子部品を手掛ける同社が最終製品としてのセンサーを手がけるのは珍しい。石川県の工場で量産し、価格は数万円ほど。農業系のシステムインテグレーターを通じ、農業事業者に提供する。
センサーには電気伝導率を測る電極を9つ採用し、電極間に石や空気が挟まることで誤差が生じることを防いだ。電気伝導率とともに土の中の水分と温度を計測し、これらのデータをアルゴリズムで解析することで適切な肥料の量をはじき出す。
カルビーなどと行った北海道での実証実験では、ジャガイモの収量が通常の農地の1.6倍になったという。村田製作所は東日本大震災の津波被災地での農業再開に向けて、土壌の塩分を測るセンサーを開発したことがあり、その技術を生かした。
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May 17, 2022 at 05:55PM
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村田製作所、スマート農業向けに土壌センサー - 日本経済新聞
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