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Wednesday, March 11, 2020

髪の手ざわりが一瞬で変わる! シャープの「こづち型ドライヤー」を5か月使った満足感をレポート(GetNavi web) - yahoo.co.jp

近年のドライヤーは速乾性だけでなく、毛髪研究が進んだことで、髪や頭皮に優しく髪を乾かせるタイプが増えています。形状も従来のピストル型だけでなく、長いノーズ部分がない“打ち出の小槌(うちでのこづち)”型が登場するなど、もはや既存の概念のとらわれない進化には驚かされることばかり。そんな進化系ドライヤーの一つとして注目されているのが、シャープの美容ブランドシリーズ「beaute A(ボーテアー)」の第一弾となる「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」(実売価格3万460円・以下ドレープフロードライヤー)です。

「プラズマクラスタードレープフロードライヤー IB-WX1」の詳細を写真で紹介

見た目がなんともユニークですが、機能もかなりユニーク。ただし、単に奇をてらったドライヤーでもありません。昨年9月の発売以来、約5か月間使ってみた感想をレビューでご紹介します。

2つの吹き出し口から出る風で髪を押し分け、効率良く乾かす

近年は、ダイソンやカドークオーラからノーズがないドライヤーが登場しているため、筆者自身初めて見たとき、「このデザインがトレンドなのか」と思いました。しかし、実際はトレンドを追ってこの形状になったわけではないようです。

明らかに違うのが吹き出し口。本来、風が出るはずの中央部分は塞がれており、左右にスリット状の隙間が開いています。この2つのスリットから風を吹き出すことで、「片手に2台のドライヤーを持って乾かす」というサロンのテクニックを再現しているのです。これは単に2台で乾かすから速く乾かせる、ということではなく(実際は1台なので)、2つの風が生み出す髪の流れにもポイントがあるようです。

体感は「点」ではなく「面」で乾かしているイメージ

実際に使ってみると、やはり体感は独特。吹き出し口が2つあるので、当然2か所に風が当たり、結果的にかなり広範囲に風が当たっているのがわかります。ピンポイントというより、面で乾かしているイメージで、確かに乾燥効率はよさそう。さらに2つの吹き出し口から出る風が髪をドレープ状(ドレープ…布をたらしたときにできる、ゆったりとしたヒダのこと)に動かし、立体的に押し分けることも、速乾性につながっているようです。

ちなみに風量は約1.1平方メートル/分。近年は、風量2平方メートル/分を超える大風量ドライヤーも多く登場しているので、風量はやや少ないように感じますが、体感では風をしっかり感じ、結果としていわゆる速乾ドライヤーと同等の5分前後で髪を乾かすことができました(筆者個人の目安です)。

なお、重量は610gと決して軽くありませんが、ノーズが短いため安定して取り回しができます。使用時間も短くて済むため、重さもあまり感じません。

操作方法はわかりやすく、電源を入れると通常のホットモードからスタート。矢印マークを押すたびにセンシング、ビューティー、スカルプとモードが切り替わり、風車のようなマークを押せば、風量が3段階で切り替えられます。コールドモードボタンは別に用意されているので、温風で乾かしながら、サッと冷風に切り変えてスタイリング、という使い方もカンタン。

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March 11, 2020 at 03:00PM
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