大阪府は「農業庭園たわわ」の指定管理者制度導入に向けて、募集条件についてサウンディング調査を実施する。参加希望者の申し込み期間は、2020年3月30日から4月22日まで。その後、4月23日から5月27日まで1時間程度の個別ヒアリングを行う。また、農業庭園たわわでの現地説明会も3月27日に予定しており、こちらの参加申し込み締め切りは3月19日となる。
大阪府は、障害者の雇用の場を農業に拡大する取り組み「ハートフルアグリ」を進めている。その一環として、農業庭園たわわを利用する計画を立てており、施設を効率的に運用するために民間事業者による指定管理者制度の導入を検討している。今後は、2021年1月に指定管理者の募集を開始し、同年4月に候補者を決定。府議会への提案を経て、同年10月に指定管理者による農業庭園たわわの運営開始を予定している。
農業庭園たわわは、泉南地域の貝塚市にある。貸し出し用の市民農園(162区画)、農産物直売所、農業体験施設などがあり、面積は約12ヘクタール。もともとは農業用水を確保するためのダム候補地だったが、ダム計画が中止されたため2004年に都市と農村が交流する「農業庭園」として整備された。
検討中の指定管理者制度は、5年間の指定期間を予定する。指定管理者には、園内施設の日常的な管理・修繕や運営とともに、障害者の農業への就労を促進するために、農作業、受付・販売などの様々な作業を経験させて障害者に適した作業環境や作業内容を把握することや、農業と福祉の両方に精通したコーディネーターを育成することが求められている。このほか、既存の建物や園内の空地を利用した自主事業の実施も可能であり、施設内の土地や建物を自主事業に利用する場合は府に使用料を支払う。
大阪府から指定事業者に支払われる指定管理料は無償であり、指定管理者は施設の利用料金や自主事業から収入を得る。大阪府では、指定管理業務と自主事業を合わせた指定事業者の総収入が総支出を上回った場合、その一部を大阪府に納付してもらう場合もあるとしている。
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March 13, 2020 at 02:18AM
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