高知さんさんテレビ
IT技術などを駆使して省力化や効率化につなげる「スマート農業」を推進しようと次世代型の農業用ハウスが南国市に完成しました。 こちらがシシトウ栽培日本一の産地南国市に完成した農業用ハウス。その広さおよそ37アールです。設置したのは四国電力などがスマート農業の推進を目指して去年11月に立ち上げた農業法人「Aitosa」です。肥料を溶かした液体で作物を育てる「養液栽培」でシシトウを生産しようと作られました。ハウス内には複数のセンサーを設置。温度や湿度、二酸化炭素濃度などあらゆる情報がコンピューターで制御され離れた場所でもスマートフォンやタブレットで管理することができます。農薬散布も自動です。この日は東京のベンチャー企業と共同で開発した農薬散布ロボットのデモ運転も公開されました。方向転換やレーンの移動も自動で行えるため噴霧器を担いで腕をふりながら行う手動散布に比べて作業負担の軽減が期待できるということです。 Aitosa株武田博文社長「私共のスマート農業の開発であったりシシトウの最適栽培技術をしっかり確立し皆さんにお伝えすることにより新規就農者が一緒にやってみようかという方が増えていけば良いなと思う」 このハウスでは今月からシシトウの苗を植え始め来月中旬に収穫を開始。来年7月までに30トンの収穫を見込んでいます。また2023年には40アールの広さを持つ2号棟も整備予定です。Aitosaは集めたデータを農業所得の向上や産地のブランド化につなげる県のIOPプロジェクトとも連携させてシシトウ栽培の効率化を目指すとしています。
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September 02, 2021 at 07:18PM
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「スマート農業」でシシトウ栽培へ 南国市に最新農業用ハウス完成 農薬散布ロボットも【高知】(高知さんさんテレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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