神奈川県内で13日、過去最多の2281人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。県と6市の保健当局が発表した。新規感染者が2000人を超えるのは3回目で、1000人を超えるのは17日連続。1週間前より119人多く、2日ぶりに1週間前を上回った。約68%に当たる1548人の感染経路が分かっていない。また、3人の死亡が確認された。
横浜市は70代男性の死亡を発表した。男性は7月16日に体調不良で市内の医療機関に緊急搬送され、入院時の抗原検査で陽性が判明し、8月1日に死亡した。ワクチンは1回目を接種していたという。
新規感染者は839人。職員と患者1人ずつの感染者が出ていた横浜ほうゆう病院(旭区)で、新たに患者ら8人の感染が分かり、クラスター(感染者集団)と認定した。
相模原市は60代男性の死亡を発表した。3日に鼻水など軽い症状が出た後、自宅で様子を見ていたところ、11日に急激に体調が悪化して救急搬送され、同日に亡くなった。新規感染はこの男性を含む160人。クラスターが発生した中央区の建設会社で1人、緑区の障害者支援施設で6人の感染が新たに判明し、関連する感染者はそれぞれ13人と44人になった。
茅ケ崎市はクラスターの発生した市保健所管内の病院に入院していた90代女性の死亡を発表した。新型コロナの重症化に関連ないとされる疾患で7月下旬に入院し、26日に陽性が判明した時点では無症状だった。死因はコロナという。新たな感染は47人。
川崎市は711人の感染を発表。1日の発表者数としては今月5日の658人を上回り過去最多を更新した。市によると大半の人が無症状か軽症だが、中等症と診断されて入院した人が8人いるという。
県は374人を発表。海老名総合病院(海老名市)で50~70代の男性入院患者3人、小田原保健福祉事務所管内の児童福祉施設で利用者2人が感染し、クラスターはそれぞれ60人、8人になった。
横須賀市は過去最多の86人の感染を発表した。海上自衛隊の市内の4部隊でクラスターが起きており、そのうち2部隊で新たに1人と2人の感染が分かり、感染者はそれぞれ計8人と計9人になった。
藤沢市は64人の感染を発表。保育士ら2人の感染が判明していた市内の認可保育所で保育士や園児15人が陽性となり、クラスターと認定した。
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