仙台放送
今年６月、国際宇宙ステーションに送られ、宇宙を旅した宮城農業高校の「コスモスの種」が地球に帰還し、７月２９日、生徒のもとに届けられました。 これは、東日本震災から１０年となる今年、宇宙から東北の復興や感謝を伝えようと、民間団体が企画したプロジェクトの一環で行われました。 ２９日は、宮城農業高校の生徒に３７日間の宇宙の旅から戻った「キバナコスモス」の種が手渡されました。 宮城農業は毎年、県内の被災地を走る「東北・みやぎ復興マラソン」の沿道で、復興のシンボルとしてキバナコスモスを育てる活動を続けています。 宮城農業高校 目黒花織さん 「私たちが育ててきた種が宇宙まで届けることができたことにすごく感動している。この活動をもっと広げていくために活動を頑張っていかないといけないと、気持ちが引き締まりました」 「東北・みやぎ復興マラソン」は今年１０月、オンラインで開催される予定で、生徒は開催に合わせて名取市閖上の沿道に宇宙を旅した種をまくということです。
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July 29, 2021 at 05:37PM
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