ビジネス
働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。
人手不足に悩む農家を支えていたのは、業種がまったく違う18人の仲間たち。
地域の絆で持続可能な農業を目指す。
神奈川・鎌倉市の農家で行われている農作業。
大人から子どもまで、さまざまな人が協力して行っている。
さまざまな職種の人が集まり、農家をサポートする取り組みとは。
農作業をしているのは、“ニュー農マル”という、コミュニティーのメンバー。
このコミュニティーでは、人手が不足している鎌倉の農家の作業を手伝う活動をしている。
この日は、収穫が終わったスナップエンドウ畑の後片付け。
集まった18名が協力して行い、あっという間に作業が終了した。
ジコン・ファーム 横溝正克さん「すごく助かる。北海道や九州に比べると、(鎌倉は)とっても狭い畑。北海道みたいに機械化できない。人でやる部分が多い。きょうの作業に2日、3日かかっちゃうと次のことができなくなる。結果的に(規模を)縮小していくしかなくなる」
コミュニティーのメンバーは、人手を必要としている農家を手伝う援農を行いながら農作業を学ぶ。
そして、その知識を生かし、ニュー農マルが提供している畑で、自らも作物を育てることができる。
「ニュー農マル」運営 合同会社 LIFE DESIGN VILLAGE・河野竜二代表「全国的に、いま農家の高齢化に拍車がかかってきて、かつ担い手も不足していて、鎌倉も農地が減っているという現状もあって、あとは同時にコロナがはじまったときにすごく時間がある人、また地域のために動きたいという人が結構周りにいたということ、双方のニーズを満たせることができるんじゃないかというところから始まった」
さらに作業が終わると、収穫した野菜や規格外の野菜を持ち帰ることができ、取れたての新鮮な鎌倉野菜を味わえるのも特徴。
「ニュー農マル」メンバー「ほくほく、ほくほくですね。おいしい!」、「手伝って、お返しに野菜をもらえるというサイクル自体がすごくうれしいなと思うし、そこでもらった野菜というのは、普通にスーパーで買った野菜よりおいしく感じる」
現在は、運営メンバー以外の体験に来た人から参加費をもらう形だが、今後は、月額会員制にして、農家の安定的な収入にする持続可能な農業の実現を目指している。
「ニュー農マル」運営合同会社 LIFE DESIGN VILLAGE・河野代表「地域で食を循環させていくということがこれから求められるんじゃないかなと思っていて、その一助になればという思いではじめている。まず、地域の方が農に関わる機会を増やしていく。そして食を自分ごとにしていく。鎌倉の農家をサポートするということと、鎌倉に住む人の食を変えていくということをやっていきたい」
"農業" - Google ニュース
June 25, 2021 at 03:00AM
https://www.fnn.jp/articles/-/201065
持続可能な農業を目指すコミュニティー 「ニュー農マル」とは - FNNプライムオンライン
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