香川県東かがわ市の香川県立三本松高校では、地元の農事組合法人「福栄中央」が学食の運営を担っている。食を通した活動や交流を通し、生徒の健全育成や地域振興につなげるのが目的。野菜たっぷりの献立や自家製みそを使うみそ汁などが人気で、食べ残しは全くないという。
農業へ目を向けて 経営にもメリット
昨年、新型コロナウイルスの影響で休校になったことが、学食の在り方を見直すきっかけとなった。PTAや地域、大学などと一緒に学食を盛り上げる「三高みんなの食堂プロジェクト」の一環で、昨年9月にスタートした。発案した同校の泉谷俊郎校長は「食堂を地域の活性化やSDGsを実践する有意義な場所にしたかった」と話す。 同法人は、米麦や大豆、ブロッコリー、サトウキビなどを栽培する。ちょうど、農村カフェといった新規事業について模索していたという。 同校の卒業生でもある藤本丈晴代表は「すぐに引き受けることを決めた」と振り返る。「若い世代に農業に目を向けてもらうチャンスでもあり、農業振興につながる」とも考えた。 昨年9月、泉谷校長は2学期の始業式で食堂の再開を発表。「学食の運営は労力の割に利益が少ない事業だが、力を合わせて、持続可能で楽しい場に育てたい」と呼び掛けた。 生徒の中から、有志24人がプロジェクトリーダーとして手を挙げた。食堂ののれん作りやメニュー提示、食品ロスの推進など、各々ができる範囲で参加する。 同法人は、専任スタッフを1人雇用。学食では定食400円、弁当370円などを販売する。ブロッコリーがとれ過ぎた日に実施した「食べ放題」は、生徒から大好評だった。 学食への参画は、本業の農業の効率化にもつながった。コンスタントに現金収入を得られるというメリットもある。藤本代表は「生徒がおいしそうに食べてくれる喜びがある。長く続けられるよう経営を安定させたい」と意気込む。
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March 16, 2021 at 09:32AM
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