井関農機の「ISEKI Dream Gallery&松山製造所」は、同社の農業機械の生産を担う井関松山製造所(松山市)内に併設する展示館。「農機や当社への理解を深めていただく」(広報担当)ための施設に位置付けている。
同館では農業の近代化や機械化を支援してきた井関の技術や歴史を紹介したパネルや農業機械のカットモデルを展示。展示物のほか、工場の見学も可能。同社では新潟県と熊本県にも同様の施設を設置している。
農業の持続と発展に向けた営農支援のコーナーでは、省力・低コスト技術の研究・普及の取り組みや耕作放棄地再生、地域活性化の取り組み、大学や研究機関と連携した研究活動などを紹介。情報通信技術(ICT)やロボット技術などを活用した製品・研究開発の取り組み、「お米ができるまで」の工程を映像や農機を通して理解できる食の大切さを伝えるコーナーなども用意する。
目玉は楽しみながら農業を疑似体験できるアトラクション。360度映像によるバーチャル田植え体験や3次元(3D)映像による秒速2メートルの刈り取り体験など実際に農機で作業しているような体験ができる。工場見学の前には松山製造所の概要を説明。トラクターや乗用管理機、乗用芝刈り機、ディーゼルエンジンを生産しているほか、1ラインで異なる機種が同時に組み立てられる混合生産ラインを採用していることなどが聞ける。その後、トラクターの組み立てラインやプレス工程、鋳造工程などの工場見学が楽しめる。
見学コースは60分と100分の2種類を用意。60分コースは概要説明、工場見学、展示館見学が各20分。100分コースは約50分の工場見学に加え、展示館を約30分かけて見て回る。同社は「展示館を通じて『もうかる農業』のお役に立ちたい」(広報担当)との考えを基に、今後も展示館の運営に注力する。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため当面休館。
【メモ】▽開館時間=9―16時半(要予約、12―13時昼休み、休業日を除く)▽入館料=無料▽最寄り駅=JR予讃線「伊予和気駅」徒歩10分▽住所=松山市馬木町700▽電話番号=089・978・1211
日刊工業新聞2020年5月22日
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May 25, 2020 at 04:04AM
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