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Tuesday, October 4, 2022

日本農業による「ヤマナリ西塚」の株式取得について:りんごで世界を目指す第一歩 - PR TIMES

■出資に至った経緯
日本の農産物は品質面において、他国産に対し高い競争優位性を有しています。一方で、バリューチェーンの各ポイントが小規模に分断され、世界で戦うコスト構造を有していないことが課題となっています。
当社はりんごの生産領域において、慣行栽培の三倍の生産性を有する「高密植栽培」を日本最大規模で展開しており、日本の農業の強みである品質を維持しながら、世界のりんご先進国に負けない生産効率の改善にチャレンジしています。また、選果・梱包プロセスにおいては、より生産性の高いバリューチェーン構築のため、最新鋭の選果設備を導入し、大規模化を進める計画です。このような事業背景の中で、本件出資に至りましたが、当社では本件出資について以下の事業シナジーを見込んでいます。
  • 当社とヤマナリ西塚のりんご流通金額が合算されることで、規模を拡大し、より生産性の高い最新テクノロジーを活用した選果設備の活用が可能となること
  • 当社関連会社の園地とヤマナリ西塚の選果場は同エリアにあり、りんごを選果・梱包する際の拠点として双方に最適なロケーションであること
  • ヤマナリ西塚のオーナーである西塚社長が従業員の雇用維持を前提に事業承継を検討していたところ、当社のりんご事業拡大方針と合致し、双方にとってWin-Winの提携となること
なお、ヤマナリ西塚は独立した法人として存続し、全従業員の雇用、及び取引先との関係は維持する方針です。

■日本農業グループが目指す世界について
当社グループは「日本の農業で、世界を驚かす」をミッションに、日本の農産物の生産から販売まで一気通貫で取り組み、日本の優れた農産物、及び農産物にかかる知的財産を世界に輸出し、日本に還元することをコンセプトに事業を拡大しています。
ヤマナリ西塚のグループ化により、当社全体の年間りんご取扱量は50万箱(約1万トン)、青森事業所の従業員は100人(含むパート従業員)規模となります。当社では2026年に、りんごの販売金額100億円の達成、その半分の50億円以上を輸出で創出することを目指しています。青果物の中でも最重要輸出品目であるりんごのバリューチェーンを改革し、生産性、競争力を高め、日本の農業の可能性を示す象徴的な事案を今後も創出して参ります。
その一方で、バリューチェーンの改革は当社単独では限定的であり、趣旨に賛同し、共に日本の農業生産、流通構造の改革を目指していく生産者様、流通業者様との協業を今後の事業展開においても視野に入れています。引き続き地域の皆さまと協調しながら、より強い農業の実現に向けて尽力して参ります。

■有限会社ヤマナリ西塚 代表取締役 西塚光弘氏 コメント
日本農業のりんご及び青森県に対する強い思いに感銘し、父の時代より続けてきた会社を彼らに引き継ぐことを決意しました。長年私が培ってきた経験が、彼らが目指す世界の実現への手助けになればと考えています。彼らの若い力でりんご業界の明るい未来を作りあげていくことを願っています。

■有限会社ヤマナリ西塚について
企業名 :有限会社ヤマナリ西塚
代表者 :代表取締役 西塚光弘
設立   :2005年1月(1973年創業)
所在地 :青森県青森市浪岡大字女鹿沢字西花岡80-8

■株式会社日本農業について
企業名 :株式会社日本農業
代表者 :代表取締役 内藤祥平
設立   :2016年11月
所在地 :〒141-0031 東京都品川区西五反田1丁目13-7 マルキビル101

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October 04, 2022 at 09:30AM
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