8月上旬の大雨で農作物にも大きな被害が出る中、県内の農業団体の代表が県に対し、被災した農地や農業施設の復旧に向けた支援を要請しました。
19日、はJA福井県中央会や福井県農業会議など5つの農業団体の代表が県庁を訪れ、杉本知事に要請書を手渡しました。
この中で、県農業会議の武澤義明副会長は、「コロナ禍でのコメ価格の低迷やウクライナ危機による資材の高騰に加え、大規模な自然災害など農業を取り巻くさまざまな問題が発生している。食料の安定供給はこれまでになく危険な状況だ」と述べました。
その上で、8月上旬の大雨で被災した農家や農業法人がすぐに生産を再開できるよう、農地や施設の復旧に向けて、迅速な支援を行うことなどを県に求めました。
これに対し、杉本知事は、「そばや大豆の畑が冠水したり、水田に大量の土砂が入ってきたりと、大変な被害となっている。我々も災害対策本部を作って個別の対策を進めているが、県でできることはすぐに取りかかりたい」と応じていました。
県によりますと、今回の大雨で県内の農地では土砂が流れ込んだり、農道や用水路の一部が壊れたりするなどの被害が18日の時点で400か所以上にのぼっていて、迅速な復旧が課題となっています。
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August 19, 2022 at 05:08PM
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農業団体が被災した農家への復旧に向けた支援などを県に要請|NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp
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