３日朝、矢巾町の町道で、道路の下を通る農業用水のパイプラインが破裂して、水が噴き出しました。
この影響で道路の一部が陥没し、周辺が今も通行止めになっています。
３日午前７時半ごろ、矢巾町広宮沢の町道「西部開拓線」で、「道路から水が噴き上がっている」という通報が警察や町に相次ぎました。
矢巾町によりますと、道路の下には周辺の田んぼに農業用水を送るパイプラインが通っていて、管理している土地改良区の職員が送水を止めたところ、噴出が収まりました。
この影響で、現場の町道は一部が陥没して、幅５メートル、深さ１メートルほどの穴が空き、周辺では今も７００メートルほどの区間が通行止めとなっています。
警察によりますと、事故やけがなどはなかったということです。
水が噴出した原因について町は、送水管の老朽化で亀裂が入り、破裂したとみられるとしていて、土地改良区は「復旧には１週間以上かかる」としています。
破裂したパイプラインは、全長６キロのうち約１.８キロの区間で、送水を止めていますが、田植えなどは終わっているため、当面、大きな影響はないとみられるということです。
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June 03, 2022 at 11:40AM
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矢巾町で地中の農業用水のパイプが破裂 町道の一部が通行止め｜NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp
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