今大会のスローガンは「盟友よ大志を抱け~今より攻勢! 農業の未来へ」。コロナ禍などで農業を取り巻く環境は厳しい状況が続くが、大きな志と部員の絆でピンチをチャンスに変え、農業を次世代につないでいこうという思いを込めた。主催の全国農協青年組織協議会(JA全青協)の柿嶌洋一会長は「思い通りに(青年組織活動の)成果が出せない状況が続いている」と指摘した一方で、ウェブも活用した全青協の学習活動に手応えを示し、「持続可能な農業の未来へ向け、志を新たに大攻勢ののろしを上げよう」と呼び掛けた。
今大会は、直面する課題に向き合おうという姿があった。パネルディスカッションのテーマは「俺たち青年部ってホントに必要なの?」。全青協に加盟する青年組織の部員数は2021年4月現在で5万2536人。部員減少が続く中で全青協の役員らが青年組織の存在と活動の意義、今後の在り方を語り合った。
JA青年の主張とJA青年組織活動実績発表では、農業と青年組織活動の魅力を率直に伝えた発表が目立った。青年の主張で、和歌山県JA紀北かわかみ青年部の戸田真寿さんは、脱サラしてIターン就農を選んだ。子どもに野菜の味をほめられて農業で働く幸せを感じ、「明るい未来が想像できる職業だ」と熱く語った。
鹿児島県JAさつま日置青年部会の尾堂武志さんは、肉用牛の繁殖経営に取り組み、盟友に尊敬する肥育農家がいることが、意欲や技術の向上につながっているとスピーチ。「私にとって青年部の存在は大きい」と強調した。
活動実績発表では、長崎県JA島原雲仙青年部南串支部の田島幹生さんが、ジャガイモ「デジマ」の復活に向けた活動を紹介。かつての主流品種で、おいしさから根強い人気がある。部員でアイデアを出し合い、生産、販売、PRに取り組み、農業経営の安定や産地の発展につながる可能性をアピールした。
農業は楽しく、やりがいがある。そうした思いが、青年組織の活動を通して増幅することを物語るスピーチだった。部員数を拡大し反転攻勢をかけるには、現場からの熱いメッセージを発信していくことが有効ではないか。その方法は、直接の対話だけでなく、ネットの活用が奏功する。部員の声を生かし、共感を呼ぶ発信につなげたい。
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February 23, 2022 at 03:11AM
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