
温風や冷風機能をうまく使いこなせるという方であっても、髪のどこからどうやって乾かすかまで意識されているでしょうか?
ところで乾かしやすい毛先(下)からかける方って意外と多いようです。
実はこの方法ってNG?とも言われています。
今回は、この点も踏まえて、ドライヤーの正しいかけ方をご紹介します。
下からドライヤーをかけるのはNGってホント?
ドライヤーをかける順番があるのをご存知ですか?
どうしても乾かしやすい毛先、つまり下から風を当てがちですが、実はこの乾かし方はNGなのです。
何故なのでしょうか?
それは髪表面の大切なキューティクルに関係があります。
(キューティクルの正常な姿:魚のウロコのように髪の根元から毛先方向に重なっている)
②ドライヤーでしっかり乾かす
③キューティクルが閉じて正常になる→健康なツヤのある髪に戻る
しかし②の工程でドライヤーを下からかけると、③の流れを妨げてしまいます。
つまりキューティクルが開いたままなので、バサバサダメージヘアの出来上がりです。
正しいドライヤーのかけ方
キューティクルを戻しウルツヤ髪にするには、下から乾かすのは絶対NGだとお分かり頂けたと思います。
ではどんなふうにドライヤーをかけるのが正しいのでしょうか?
根元から中間、そして毛先へ=上から下へ
髪のどんな部分を乾かそうとも、これがドライヤー乾燥の鉄則です!
(キューティクルのウロコの原理を思い出しましょう。)
①根元(頭皮も)しっかり乾かす(半乾きはニオイやフケの元にもなる)
②前髪の右から左、左から右へと交互に乾かす
③頭の前後は、後ろから前、前から後ろへと交互に乾かす(根元の生えグセを起こすため)
④ドライヤー45度の角度で中間から毛先に向かって乾かす(乾かしすぎを防ぐ)
⑤全体を冷風にあてる(乾いたヘアスタイル(髪の形状)が記憶される)
以下を意識すると、髪のダメージを防ぎつつ、なめらかなツヤのある髪質になります。
・ドライヤーは髪から15~20cm離す→万遍なく風を送るため
・フードは外し、動かしながら乾かす→一箇所に熱が集中しないように
・髪の生えぐせ、つむじの向きを知る→乾燥の時短や髪のまとまり方に影響する
まとめ
下からドライヤーを当てた方が楽だし、あとは適当に風を当てていれば乾くかもしれません。
しかしドライヤーのかけ方一つで、ダメージが広がっていくのか、サラツヤヘアになるのか大きく分かれます。
ドライヤーの正しいかけ方をもう一度見直し、潤いある健康な髪を作っていきましょう。

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October 21, 2021 at 08:18PM
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