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Wednesday, October 20, 2021

「やるべきことやった」軽井沢バス事故、無罪主張 初公判で運行会社社長ら - 産経ニュース

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軽井沢スキーバス事故の初公判のため、長野地裁に向かうバス運行会社社長の高橋美作被告=21日午前、長野市
軽井沢スキーバス事故の初公判のため、長野地裁に向かうバス運行会社社長の高橋美作被告=21日午前、長野市

平成28年1月、長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路脇に転落し大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負った事故で、死亡した運転手への適切な指導監督を怠ったなどとして、業務上過失致死傷の罪に問われた運行会社「イーエスピー」(東京都羽村市)の社長、高橋美作被告(60)と運行管理者だった荒井強被告(53)は21日、長野地裁(大野洋裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張した。

事故現場にいなかった2人の管理責任の有無が争点。高橋被告は「荒井被告に任せており、やるべきことをやっていると思っていた」、荒井被告は「免許を持っている以上、(このような)事故を起こすとは思っていなかった」と述べた。起訴状によると、高橋被告は運転手が大型バスの運転経験が少ないと報告を受けていたのに荒井被告に指導監督せず、運転手に技量を習得させるのを怠ったまま業務に従事させたとされる。

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