BBC びわ湖放送
停滞している前線の影響で、滋賀県では局地的に激しい雨が降っています。各地で土砂災害の危険性が高まっていて、厳重な警戒が必要です。自治体からの情報などに注意し、危険が迫る前に早めに避難してください。
滋賀県では活発な前線の影響で、15日明け方にかけて大雨が続く見込みです。14日に予想される1時間降水量は、いずれも多いところで北部・南部ともに40ミリ。また、15日朝6時までに予想される24時間降水量は、北部・南部ともに150ミリとなっています。
この雨の影響で県内でも被害が出ています。草津市では14日朝早くに草津川の護岸が崩れ、土砂が高さ約4メートル・幅約10メートルにわたって流れ出しました。
また、大津市の住宅街では14日午前、道路にあふれた水が濁流となって斜面を流れ、近所の人によると住宅1棟が床上浸水したということです。
これまでの雨で地盤が緩くなっています。土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重な注意が必要です。身の回りの危険を常に意識して、気象台などが発表する大雨の情報に注意してください。ハザードマップで避難場所を確認するなど、早めの避難を心がけてください。
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