田園が広がる足利市南部の県(あがた)町地区で農業の未来を見据えた挑戦が始まった。担い手不足で増え続ける耕作放棄地の再生に、知的障害者らの力を借りる。障害者の就労機会拡大にもつながる農業と福祉の連携だ。六日は活動の第一弾、ジャガイモの収穫が行われた。畑で格闘する障害者とノウハウを指導する農家の人たち。作業の合間に笑い声が響いた。 (梅村武史)
活動母体は昨年末、発足したNPO法人「あがた農楽園」で同地区の農業従事者十五人(現在十九人)が中心メンバー。発起人で理事長を務める石川隆道さん(68)は「高齢化が進み、農業の担い手は減る一方。障害者のパワーを借りて十年先、二十年先も持続可能な農業を目指したい」と意気込む。
会員の横田彰司さん(73)らから提供を受けた休耕田計四千平方メートルで、三月に種芋を植えたジャガイモを収穫。市内の社会福祉法人「渡良瀬会」に所属する十〜七十代の知的障害者十一人が作業に汗を流した。
最年長の中込清さん(72)は「肩が凝るけれど農作業は気持ちがいい」。小林拓海さん(22)は「土に触れると夢中になる。すごく楽しい」と笑顔で話した。
第二弾として八月ごろから、使われなくなったイチゴ用ビニールハウスを活用してスナップエンドウを栽培する計画もあるという。
渡良瀬会の柏瀬俊明指導員は「新型コロナウイルス感染症の影響で障害者の労働環境は悪化している。屋外の農作業は心身に好影響でありがたい」と話す。石川さんは「いつも真剣で仕事が丁寧。戦力です」と農作業の様子に目を細めた。
今回収穫したのは「メークイン」「キタアカリ」「男爵薯(いも)」「アンデス」の四品種で約三百七十キロ。約百五十人いる賛助会員に配布後、二十二日から渡良瀬会が運営する「コミュニティーセンターよこまち」(足利市葉鹿町)の障害者喫茶で販売する。四品種詰め合わせの約五キロ入りで一箱千二百円。問い合わせは同センター=電0284(63)2300=へ。
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