いちごの生産量が日本一の栃木県で７日、農業大学校の入学式が行われ、いちごの栽培技術を専門に学ぶため全国で初めて設置された「いちご学科」の１期生を含めた新入生たちが、農業の担い手を目指して新たなスタートを切りました。
栃木県はいちごの生産量が５２年連続で日本一ですが、農家の高齢化が進み担い手の確保が課題となっていることから、今年度県の農業大学校に全国で初めて、いちごの栽培技術を専門に学ぶ「いちご学科」を新設しました。
７日に行われた農業大学校の入学式には、「いちご学科」の１期生９人も出席し、６７人の新入生が農業の担い手を目指して新たなスタートを切りました。
式では福田富一知事が「意欲と情熱を持って農業を志す皆さんは県の農業を担う大切な財産だ。皆さんが大きく羽ばたけるよう全力でサポートする」と激励しました。
農業大学校では２年間のカリキュラムで専門的な技術や知識を学び、このうち「いちご学科」では先進的ないちご栽培を行う農家での実習などを取り入れ、高い技術を持つ農家の育成を目指します。
「いちご学科」に入学した東京出身の寺内啓人さん（２６）は「いちごは香りもあって華やかなので育てたいと思い、今年度創設のいちご学科を選択しました。どこにも負けないいちごを作りたいです」と話していました。
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April 07, 2021 at 09:57AM
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栃木 農業大学校に全国初「いちご学科」 入学式｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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