仙台放送
宮城県内では３月４日、新たに２２人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。一方、県内の医療機関には、医療従事者への優先接種に使うワクチンが、４日に納品されました。 感染が確認されたのは、仙台市で１１人、利府町で４人、名取市で３人、塩釜市、栗原市、大崎市、村田町でそれぞれ１人のあわせて２２人です。 県内では３日連続で２０人を超える感染者が確認されました。 年代別では、２０代と４０代で最も多くそれぞれ６人、３０代で５人などとなっています。 ４日午後３時時点の県内の医療機関に入院している患者は３３人で、病床使用率はおよそ１４％。重症者は３日から１人増えて４人となりました。 一方、県内の医療機関では、３月から医療従事者への優先接種が始まる予定で、このうち、東北大学病院に、４日、ファイザー製のワクチンが届きました。東北大学病院では早ければ、来週にも接種を始める予定です。県によりますと、県内の医療従事者の優先接種の対象は、およそ７万人を見込んでいるということです。
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