大阪府の吉村洋文知事は4日午前、府庁に今年初めて登庁し、記者団に「春にはワクチンが来る明るい兆しも見えている。コロナを乗り越える年にしたい」と今年の抱負を語った。
首都圏の4都県が政府に要望した緊急事態宣言については、「(府内の感染状況の)急拡大は抑えられている。今の段階で要請することはない」と話した。大阪市内の居酒屋などに11日まで要請している営業時間短縮を延長するかどうかについては、府の対策本部会議を8日に開いて判断することも明らかにした。
大阪市役所も4日が仕事始め。松井一郎市長はテレビ会議システムを使って年頭あいさつを行い、「新型コロナウイルスの収束は見通せないが、ワクチン接種など克服に向けた歩みは進んでいる」と指摘。「市民の命と暮らし、経済を支える年とするため、存分に力を発揮してもらいたい」と呼びかけた。同日の記者会見では「ブレーキを緩めて経済を回さないと店は成り立たない」と述べ、12日以降の時短要請について、午後9時としている閉店時間をより遅くするべきだとの考えを示した。
4日は例年、2千人以上の大阪の政財界関係者が集まる新年互礼会が開催されていたが、今年はコロナ禍で例年通りの開催を取りやめた。吉村知事や松井市長、経済団体の代表者らがユーチューブであいさつを配信する。
多くの企業も4日が仕事始めと…
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