岐阜県知事選は２４日、投開票が行われ、現職の古田肇氏（７３）（無）が、元内閣府官房審議官の江崎禎英氏（５６）ら無所属の３新人を破り、５選を果たした。投票率は４８・０４％（前回２０１７年は３６・３９％）だった。
知事選は、自民党の支持が古田氏と江崎氏とに割れ、５５年ぶりの保守分裂となった。新型コロナウイルス感染拡大で、同県に緊急事態宣言が発令される中での選挙戦でもあった。
古田氏は「県民の命を守る」と強調。公務に専念した古田氏に代わり、支援する自民党県議や地元選出の同党衆院議員らが選挙活動を担った。
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