2021年01月05日13時08分
東京都渋谷区笹塚の国道で4日夜、タクシーが横断歩道に突っ込み、歩行者6人が死傷した事故で、運転手の男性(73)が事故直前にくも膜下出血などの脳卒中を起こした疑いがあることが5日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は男性が運転中に意識を失い、横断歩道に突っ込んだとみて詳しい経緯を調べている。
事故は4日午後7時ごろ発生。近くに住むアルバイト佐藤優子さん(49)が死亡した他、男児(9)と成人の男女ら計5人が重軽傷を負った。運転手も病院に搬送された。
警視庁代々木署によると、タクシーは青信号で横断歩道を渡っていた歩行者らをはねた後、約200メートル先の中央分離帯付近で停車した。タクシーに乗っていた女性は、事故前に運転手の意識がもうろうとしていたという趣旨の話をしており、ドライブレコーダーにもふらついた様子で運転する姿が映っていた。同署は回復を待って、自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で事情を聴く方針。
関係者によると、運転手は2012年に勤務先のタクシー会社に入社した。健康診断で異常はなかったという。
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