Tisu Kering: 加賀野菜や果物、新米も金沢の女性農業者旬の味販売

Sunday, September 20, 2020

旬の野菜や果物を販売する金沢農女のメンバー（左）＝金沢市の横安江町商店街で

　金沢市内の女性農業者でつくる「金沢農女」（愛称ノマジョ・カナザワ）のメンバーが二十日、同市の横安江町商店街（金沢表参道）で開かれたマーケット「よこっちょポッケまーと」に出店し、会員が育てた旬の野菜や果物を販売した。

　加賀れんこんや加賀太きゅうり、カラーピーマンなどの野菜に新米、県が開発したブランドナシ「加賀しずく」やシャインマスカットといった果物が店頭にずらり。午前中から多くの人が買い求め、メンバーからは「もっと商品を持ってくればよかった」との声も。レンコンやナメコの売れ行きが好調だった。

　新型コロナウイルスの影響もあり、金沢農女としては今年初のイベント参加。崎浦地区のナシ農家、田島寛美さん（５０）は「皆さん、やりがいを持って農業をしている。女性の頑張りを知ってもらい、喜んでもらえる野菜や果物を作っていきたい」と話した。

　金沢農女は、女性ならではの視点や感性を生かして農業の活性化につなげようと昨年二月に設立。今月十日現在、二十〜七十代の五十八人が加わっている。

　よこっちょポッケまーとは、横安江町商店街振興組合の有志でつくる「よこっちょ・ラボ」が主催し、コロナ対策として普段の半分ほどの約四十店舗を招いて開いた。次回は十一月十五日を予定している。　（小坂亮太）

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