今は梅雨シーズン真っただ中。高い降水確率が心配でおちおち外で洗濯物を干すことも出来ず、かといって、湿気でジメジメとした室内では乾きにくいなど、悩みが尽きない。
そこで今回、「バスタオル」をはじめとした乾くのに時間のかかり、また臭いの気になるアイテムの部屋干し方法を紹介していきたい。
「バスタオル」の部屋干し解決法
乾くまでに時間がかかるバスタオルなどのタオル類を早く乾かすには、洗濯後の水分量をできるだけ少なくすることが大事。乾燥時間が短くなれば部屋干し臭の発生も抑制できる。
タオルはお洗濯をすればするほど、乾きにくくなるという実験結果がある。実際に洗濯を繰り返したタオルで、乾燥するまでの時間と洗濯後にタオルがどれくらいの水分を含むのか(脱水直後の水分率)を実験してみた。(下図を参照)
その結果、洗濯を繰り返すほど乾くまでの時間が長くなり、洗濯回数の少ないタオルに比べ洗濯を繰り返したタオルは、洗濯後に水分がより多く残ることがわかった。洗濯を繰り返すことでタオルの繊維が傷み、洗濯後に水分をより多く取り込んでしまうことが考えられる。ですから、繰り返し使用したタオルを早く乾かすためには「洗濯後の水分量を少なくする」ことがポイントだ。
以下にて、洗濯・使用を繰り返したタオルをより早く乾かす6つのポイントをご紹介していく。
■Point① 部屋干し派の強い味方、柔軟剤を使う
柔軟剤を使うと「ふんわり仕上がる」「いい香りがする」などの効果が知られているが、実はそれ以外に「洗濯後に綿衣類に含まれる水分が少なくなる」という効果があるのをご存じだろうか?
特に乾きにくいバスタオルは、柔軟剤未使用よりも5%~8%も水分が減り、乾燥時間が1時間も短縮したという結果もある。※1(下図を参照)
※1タオルや柔軟剤の種類、及び洗濯条件によって、柔軟剤使用による相対水分量の値は変化する。綿衣類が早く乾くだけでなく、消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用すれば、気になる部屋干し臭の心配も少なくなって、気分もスッキリ。柔軟剤は、部屋干し派の強い味方なのだ。
綿衣類が早く乾くだけでなく、消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用すれば、気になる部屋干し臭の心配も少なくなって、気分もスッキリ。柔軟剤は、部屋干し派の強い味方なのだ。
■Point② 脱水時間を「ワンランク」長く設定する
洗濯機の脱水時間の設定をワンランク長くするだけでも、水分量を減らすことができる。実験では、標準コースでの脱水時間を6分から9分にすると、約5%脱水後の水分が減る結果が得られた。
*脱水時間の設定はお使いの洗濯機によって違う。詳しくはお使いの機種の注意書きをご覧いただきたい。
■Point③ タオルを振りさばく
脱水後、洗濯機から取り出したタオルを数回、パンパンッと振りさばくことで水分量を減らすことができる。
■Point④ 早く乾くタイプの洗剤で洗う
新ジャンルの洗剤には、部屋干しで厚手の衣料(バスタオル、ジーンズ、パーカー)を少し早く乾かすタイプのものがある。洗うだけでパイルが立ちあがるので、パイルが潰れている時よりも表面積が大きくなるため水分が蒸発しやすく、従来洗剤で洗った場合と比較して部屋干しでの乾燥時間をいくらか短縮できる。
■Point⑤ 干し方を工夫する
干し方によって乾きやすさはかなり変わってくる。角ハンガーでタオルを干す場合には、角ハンガーの両端に長い衣類を吊るし、中央に向かって短い衣類を吊るす「アーチ干し」がおすすめ。バスタオルについては、角ハンガーを囲むように干す「囲み干し」やジグザグに干す「蛇腹干し」がおすすめ」だ。
■Point⑥ 家電を使う
さらに時短を目指すなら、「扇風機」や「サーキュレーター」、「衣類乾燥除湿機」などの家電を活用しよう。エアコンの「送風」や「除湿」を使うのも良いだろう。
そもそもニオイが気になる靴下や枕カバー、お洗濯でしっかり除菌や抗菌してから部屋干ししよう
そもそものニオイが気になる靴下や枕カバー。それは、洗濯の時に落としきれなかったわずかな「汚れ」が化学的に変化したり、「菌」による作用を受けたりするのが原因。
部屋干しする前に、お洗濯で「汚れや菌をしっかり落とすこと」(除菌)と「菌を増殖させないこと」(抗菌)効果のある洗剤や柔軟剤を使って、イヤなニオイの発生を抑えておくことが大切だ。
■Step① ニオイが気になる靴下の洗い方~基本~
1)早めに洗う
ニオイの原因である汚れは、洗濯するまでの時間が長いほど、落ちにくくなる。さらに、湿ったまま長時間置いておくと、菌が増殖してニオイがますます強くなってしまう。履いた靴下はためこまず、こまめに洗うのがポイントだ。
2)裏返して洗う
ニオイの原因となる汚れは、主に靴下の内側に付着しているので、ニオイ対策としては、靴下を裏返して洗うのが正解。ただし、泥や黒ずみなどの目立つ汚れが表側についている場合には、靴下を表にして洗おう。
3)除菌または抗菌効果のある洗剤、漂白剤、柔軟剤で洗う
パッケージに「除菌」と書かれている洗剤や漂白剤には、菌を取り除く効果がある。また、「抗菌」と書かれていれば、菌の増殖を防ぐ効果がある、ということ。除菌または、抗菌作用のある洗剤や漂白剤は、ニオイ対策の強い味方!柔軟剤も、消臭・防臭効果があるものがおすすめ。
4)すぐに干す
せっかくきれいに洗っても、濡れたまま放置していれば、またジワジワと菌が増殖してしまう。洗濯後はすぐに干そう。
■つけおき洗い
1)濃い目の洗浄液をつくる
洗濯おけに、5L程度のぬるま湯(40℃、お風呂のお湯くらい)を入れ、洗剤を入れる。洗剤は、抗菌効果のある超コンパクト液体洗剤「スーパーNANOXニオイ専用」の場合は10mlが目安。
2)液体酸素系漂白剤を入れる
商品の使用量の目安に従い、漂白剤を入れる。濃縮タイプの液体酸素系漂白剤の場合は、50mlが目安。漂白剤を入れるときはゴム手袋を使おう。
3)靴下をつけておく
靴下を入れて、30分〜2時間つけおく。
4)洗浄液ごと洗濯機へ
つけおきした靴下と洗浄液をそのまま洗濯機に入れ、ほかの衣類と一緒に洗濯する。洗剤は、通常使用する量から、つけおきに使った分を差し引いて投入しよう。消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用すると、さらに効果的。
■塗布放置洗浄
1)洗濯おけの中にタオルを敷き、その上に靴下を置く
洗剤の原液や汚れが床やテーブル等の周りにつかないように、洗濯おけの中にタオルを敷き、その上に靴下を置く。
2)ニオイが気になる部分に直接、洗剤を塗布する
適量の洗剤をキャップに入れ、ニオイが気になる部分に直接、塗布する。
3)そのまま一晩おく
上には何もかけずに、そのまま一晩放置。
4)翌朝、通常通りに洗濯する
翌朝まで放置し、他の衣類と一緒に洗濯機に入れて、通常通りに洗濯する。洗剤は、通常使用する量から、前日塗布した分を差し引いて投入。
※洗濯機の上で塗布放置しないで!
塗布放置を洗濯機のフタなどのプラスチック部分の上で行うと、洗剤がタオルを通り抜けて洗濯機に付着し、プラスチックを傷めてしまうことがあるので、洗濯機の上では塗布放置はおやめいただきたい。
“部屋干し“はどうしても避けたい! 「浴室乾燥機」を上手に使いこなすコツ!!
部屋干しをすると、洗濯物で部屋が占領されてしまうし、生乾きのニオイも気になる。そんな時、浴室内で乾かすことのできる「浴室乾燥機」はとても便利。
でも、「電気代が心配で使っていない…」「4時間も乾燥させたのに、バスタオルなど厚手の衣類が乾かない」という方はいないだろうか。
実は、浴室の使い方や、干し方のちょっとしたコツで、洗濯物が乾くスピードはアップする。ここでは洗濯乾燥機を効率よく使って、早く乾かすコツを紹介していく。
■Point① 浴室内の水分を除き、窓と扉を閉める
浴室内に水分があると、湿度が上がり、洗濯物の乾燥効率が悪くなってしまう。浴槽にお湯が残っている場合はフタをしっかり閉めるか、お湯を抜いてから浴室乾燥機を使用しよう。
入浴の直後など、浴室の壁や床、天井が濡れている時は、タオルで軽くふき取るか、スクイージーで水分を落とすのがおすすめ。
また、温風が逃げないように、浴室の窓と扉は閉めておく。乾燥中もなるべく開け閉めをしないようにすると、浴室内の温度を高くキープできる。
■Point②-1 温風の当たる位置に厚手のものを干す
浴室乾燥機を使用する場合は、バスタオル、トレーナーなどの厚手の衣類は温風の吹き出し口に近い中央に、下着やTシャツなどの薄手の衣類は端に配置すると、効率よく乾かすことができる。また、衣類は5〜10㎝ほど間隔をあけて干すと、風の通り道ができ、早く乾かすことができる。
■Point②-2 アイテム別に乾きやすい干し方にする
洗濯物はそれぞれの形や生地の厚みに合わせて、干し方を工夫すると、より早く乾かすことができる。今回は、浴室乾燥機で「乾きにくい」という声の多い、3つのアイテムについて、干し方の工夫を紹介する。
出典元:ライオン株式会社
構成/こじへい
"乾かす" - Google ニュース
July 13, 2020 at 08:02AM
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乾燥時間が長いほど部屋干し臭が発生する!?特に乾きにくい〝洗濯を繰り返したタオル〟を早く乾かすコツ - @DIME
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