和紙作りが盛んだった福知山市で、小学6年生が、地元に伝わる手すきの技術を教わり、来年の春、自分の卒業式で使われる卒業証書を手作りしました。
卒業証書作りに取り組んだのは、福知山市大江町の小中一貫校、大江学園の6年生34人です。
大江町は、かつて京都府内を代表する和紙の産地で、町でいまも作られている「丹後二俣紙」は、府の無形文化財にも指定されています。
児童たちはその歴史を伝える和紙伝承館で、「丹後二俣紙」を作る地元の会社の代表や職人から、和紙作りを教わりました。
和紙は、原料のコウゾを溶かした水槽に「すげた」と呼ばれる紙をすく道具をいったん沈めてから浮かべ、中に入ったコウゾの繊維が均一になるよう上下左右に動かしていくと形が整います。
これを乾かすと、縦32センチ、横42センチの卒業証書の紙になるということで、児童たちは真剣な表情で作業にあたっていました。
男子児童は「難しそうだと思ったけれど、やってみたら意外とできて楽しかったです」と話していました。
また、女子児童は「上手にできてよかったです。自分が初めてすいた和紙の卒業証書だと自慢できそうです」と話していました。
指導した田中製紙工業所の代表、田中敏弘さんは、「6年間の小学校生活の締めくくりとして、いろんな思い出が込められた卒業証書になると思うので、それをかみしめてもらいたい」と話していました。
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November 28, 2023 at 03:31PM
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