身の回りの危険やその解決方法などをお伝えする「安全安心#それっちゃ」です。
7日は、暖房器具などによる火事の注意点をお伝えします。
こちらは、6日、山口市小郡新町で起きた住宅火災です。
けが人はいませんでしたが、4時間近くにわたって燃え続け、住宅2棟が全焼しました。
全国の火災件数を月ごとにまとめたものです。
12月から春先にかけて火災件数が増えているのが分かります。
空気が乾燥するこれからの時期に増えるのが、ストーブなどの暖房器具による火災です。
暖房器具などを使う上でどのようなことに気をつければ良いのか、NITE=製品評価技術基盤機構の宮川七重課長に聞きました。
ストーブ火災の実験映像です。
タンクに給油をしたあと、ふたをしかっり締めていないと、
中の灯油がこぼれて一気に燃え広がりました。
宮川七重課長の話)
「石油ストーブに、持って帰って来た段階でカートリッジタンクをセットしようとして、そのときにふたが外れて石油ストーブに灯油がかかるということがあります。石油ストーブ火災の半分ぐらいは、誤使用、不注意っていうことで、消費者の方がご自身で注意することで身を守れる事故になっています」
ストーブの上で洗濯物を乾かす危険性を再現した実験です。
タオルがずり落ちてストーブの上に。
数十秒ほどで煙や火が出始めました。
宮川七重課長の話)
「実は、石油ストーブの上は暖かい空気がどんどん上がっていく上昇気流のようなものができておりまして、洗濯物が乾いていって軽くなりますと、洗濯物でそれでゆらすようなことがあります。落ちやすい状況ですので、そういったことが発生します。洗濯物を乾かすという行為は非常に危険な行為なので、やめていただきますようお願いします」
冬は長袖やモコモコした服を着てガスコンロの前に立つこともありますよね。
袖口に気をつけないとコンロの火が燃え移り、大変なことになります。
宮川七重課長の話)
「袖口をまくっていただいたり、あるいは耐熱性のカバーをつけていただいたり。そういったことで袖口が火に近づかないように工夫をしていただければと思います」
ガスコンロの火が服に燃え移るというのはこわいです。
ストーブの近くに燃えやすい物を置かないことが大切です。
このほかにも、夏の間にしまっておいたストーブの底の吸気口などにほこりがたまっていないかや、こたつの電気コードが破損していないかなど、暖房器具を使う前に必ず確認しておくことも大切だということです。
9日からは秋の全国火災予防運動が始まります。
県消防保安課では、もし火災が起きたときにすぐ消火活動を行ったり、避難したりできるよう火災警報器の設置を呼びかけています。
2011年に一般住宅への火災警報器の設置が義務化されましたが、県内の設置率はことし6月時点で79.4%で、全国平均の84.3%を下回っています。
山口県は下から数えて10番目です。
火災警報器が鳴れば寝ていても火災の発生をいち早く知り、命を守ることにつながります。
いざというときに備えて、警報器の設置や日頃の点検もお願いします。
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November 07, 2023 at 05:00PM
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