撮影:苫米地結子
食品用ラップの消費を抑えたい。
作り置きおかずや余った野菜を保存するときなど、ラップの出番は意外と多い。月に1本は必ず買っている気がする。
だが、生活用品の値上げが続くなか、どうにかしてラップの消費を抑えられないものか……。
何度も使えるラップがあった
SuperBee Beeswax Wraps「ミツロウラップ」税込1990円
撮影:苫米地結子
そこで、何度でも繰り返し使える「蜜蝋ラップ」というものを買ってみた。
蜂が巣を作るときに分泌するロウで布をコーティングしており、使用頻度や製品にもよるが、半年から一年は繰り返し使えるんだとか。
一辺20センチ、26センチ、33センチのラップが計3枚入っている。このセット以外にもデザインは全部で6種類ある。
撮影:苫米地結子
感触を例えていうならば、チューイングガムを触っているような感覚に近い。
通常のラップよりは硬さがあるが、蜜蝋が体温によって柔らかくなるため、手で包み込むだけで簡単に曲げることができる。
冷やすとさらに密閉力アップ
撮影:苫米地結子
蜜蝋ラップは冷蔵庫に入れることで粘着力が増し、密閉力もアップする。
実際にきゅうりを包んで冷蔵してみたところ、ラップ全体が冷えて硬くなり、シールのように張り付いているのが分かった。
特に余った野菜などを保存するのに向いている。
野菜は切った部分から水分が失われ劣化しやすいが、密閉力の高い蜜蝋ラップに包むことで長持ちするそうだ。
洗って畳んで乾かせる
撮影:苫米地結子
お手入れも簡単。水で優しく洗い流し、自然乾燥させるだけでOK。
畳んで水切りかごに立てかけておけば場所も取らない。
水切れもよく、洗ってから3時間ほどで乾いたので、すぐに別のものを包むことができた。
匂いが少々気になる
撮影:苫米地結子
使い初めは、木材用の植物性ツヤ出しワックスに近い、独特な匂いが気になった。
樹脂が配合されているからなのだろうか。触ると手にも匂いがつく。
植物性の原料でできているので食品や人体への有害性は心配ないが、慣れるまでに少々時間が必要かもしれない。
電子レンジは使えない
撮影:苫米地結子
蜜蝋の融点は約60度ほどなので、電子レンジや食洗機などには使えない。
同じく、熱々のご飯やおかずを包むと蜜蝋が溶けてしまう。
冷めたおかずや野菜、果物を包むものだと割り切って使う必要がある。
プラスチックごみの削減にもつながる
StockSmartStart/shutterstock
2018年6月に発表されたUNEP(国連環境計画)の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本人のプラスチックごみ破棄量はなんと世界で2位。
プラスチックは海洋汚染や地球温暖化を進行する要因になっている。使い捨てラップの原料となるポリエチレンもプラスチックの一種だ。
蜜蝋ラップを使い続ける事で、食品用ラップの消費を抑えつつ、プラスチックごみの削減にも貢献できる。
生活用品の価格高騰が続く今こそ、家庭での使い捨てラップの消費量を一度見直してみてはいかがだろうか。
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February 27, 2023 at 10:00AM
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