三重県四日市市で、ごま製品の製造と販売を手がける企業が、農林水産省の東海農政局が選ぶ農業の活性化に向けた取り組みの優良事例に選ばれ、６日、認定証の授与式が行われました。
東海農政局が、農業活性化に向けた取り組みの優良事例を選ぶ「ディスカバー農山漁村の宝」の認定証を受け取ったのは、四日市市でごま製品の製造と販売を行う「九鬼産業」です。
６日、この企業で行われた授与式では、東海農政局の片桐薫次長から田中啓之社長に、認定証が手渡されました。
この会社では、国内に流通するごまのほとんどが外国産であることから、国内産のごまの生産量を増やそうと、８年前からみずから栽培に乗り出しました。
栽培を通じて得たノウハウを、研修会などを通じて県内のほかの生産者にも提供することで、県内の栽培面積は、当初の４０アールから、約５０倍の１９ヘクタールに広がり、鹿児島県に次いで全国２位の産地となったということです。
田中社長は「取り組みが評価されうれしく思います。今後も国産ごまの栽培面積が増えるように関係者とも協力しながら努力を重ねていきたい」と話していました。
東海農政局が表彰する「ディスカバー農山漁村の宝」には、この企業のほかにも、岐阜県の企業と個人が選ばれています。
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December 06, 2022 at 02:58PM
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ごま製品製造・販売企業が農業活性化優良事例に認定 四日市市｜NHK 三重県のニュース - nhk.or.jp
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