今月はじめの記録的な大雨で、山形県では、農地が水につかるなど深刻な被害が出ていることを受けて、農業団体の代表は吉村知事に対して、農地の復旧などにかかる費用を支援するよう要望を行いました。
今月３日からの記録的な大雨で、県内の置賜地域を中心に、田んぼや畑が水につかるなどして、あわせておよそ３７００ヘクタールの農地で被害が出たほか、農業用水路が土砂で埋まるなどしてあわせて５１４か所の農業用施設で被害が出たことが確認されています。
こうした状況を受けて、１８日、県農業協同組合中央会の折原敬一会長ら３人が吉村知事に要請書を手渡しました。
要請書では、水につかった農地でふたたび作物を栽培するためにかかる費用の支援や、壊れた機械や農業用ハウスの修繕にかかる費用を支援することなどを求めています。
要請書を受け取った吉村知事は「生産者の方たちが再び作物を生産できるよう政府への要請を行うとともに、農業団体や市町村と連携して復旧に向け全力で取り組みたい」と応じていました。
要請のあと、折原会長は「きのうも被災した現場を視察に行ったが、想像以上の被害になっている。農業を行う意欲を衰えさせないような施策を実施してもらえるように、行政に対して働きかけていきたい」と話していました。
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August 18, 2022 at 02:21PM
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大雨による深刻な農業被害に費用支援を 農業団体が知事に要望｜NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp
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