障害がある人の働く場をつくり、農業の担い手を確保しようと、厚沢部町で、障害者が農業体験をする取り組みが行われました。
この取り組みは農業と福祉が連携する「農福連携」の一環で、檜山振興局が１４日に行いました。
グリーンアスパラガスを栽培している厚沢部町の農業用ハウスには、乙部町にある就労支援施設の利用者５人が集まり、アスパラの生育の妨げとなる下枝や雑草の処理を行いました。
参加者たちは３０度を超えるハウスの中で、指導を受けながら親枝に傷をつけないように丁寧に作業を行っていました。
体験作業の場を提供したアスパラ農家の根津貴浩さんは「人材不足が農業に限らず叫ばれている中、福祉と連携していくことが強い力となるので、絶対に成功させたい」と話していました。
参加者が利用する施設を運営しているＮＰＯ法人ひまわりの生活支援員、麓康久さんは「農業を通じて利用者が生活の確立をし、社会に溶け込むことで貢献できるようにしたい」と話していました。
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July 14, 2022 at 05:53PM
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厚沢部町で障害のある人が農業体験 働く場と担い手の確保へ｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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