ことしの「日本農業賞」、「食の架け橋の部」で南島原市の農事組合法人ながさき南部生産組合が「特別賞」に選ばれました。
ことしで51回目を迎える「日本農業賞」はJA全中=全国農業協同組合中央会とNHKが主催しています。
このうち「食の架け橋の部」は、農業者と消費者を結ぶ優れた活動などを行う個人や団体を表彰するもので、ことしは「特別賞」に南島原市の農事組合法人「ながさき南部生産組合」が選ばれました。
「ながさき南部生産組合」は、1975年に設立され早くから有機栽培に取り組んでいるほか厳しい基準のもと生産管理を行っています。
受賞した「ながさき南部生産組合」近藤一海会長理事は「産直、農薬を使わない、市場を通さずに直接、消費者に届けるなど当時は珍しいスタイルで、創立して46年にして食の安全安心を含めようやく社会に認められたような気持ちです」と受賞の喜びを語りました。
今後については「調理済みの商品が求められるなど食が変わる中、農業は新しいビジネスの転換期にあると思うので、若い人と一緒に2030年ビジョンをつくってそこに向けて取り組んでいきたい」と話していました。
受賞したながさき南部生産組合は、平成17年に長崎市からアクセスの良い諫早市に農産物の直売所「大地のめぐみ」を開設し、島原半島の143人の組合員が育てたおよそ60品目の野菜を販売しています。
直売所では、販売している野菜が有機農産物に関する国のルールに沿って栽培していることや農薬の使用回数を半分以下に抑えていることなどを消費者に分かりやすく表示しています。
さらに直売所では農業に従事する女性たちを応援しようと、売上金の振込先は組合員の家族のうち妻などの女性の口座にしています。
直売所をよく利用するという大村市の60代の男性は「保育園の給食で週4回買い出しに来ます。農薬が少ない野菜がたくさんそろっていて安心なのが魅力です」と話し、諫早市の30代の女性は「野菜は新鮮で有機野菜などの目印もわかりやすくていいです。農家の皆さんが心を込めて作ってくれているのがわかります」と話していました。
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January 31, 2022 at 04:23PM
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日本農業賞の特別賞 南島原市のながさき南部生産組合が受賞|NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp
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