IBC岩手放送
ロボット技術やICTを活用した新たな農業＝スマート農業を体験してもらおうと、10日岩手県雫石町で体験会が開かれました。 この体験会はドローンの販売などを行う県内企業が開いたもので、10日は雫石町にある1．2ヘクタールの田んぼに町内の農家およそ20人が集まりました。はじめに自動操縦のトラクターがお目見えし、衛星システムと地上にある携帯電話の基地局の位置情報を使って誤差2．5センチ以内の精度で畑を耕すことができることが説明されました。次に紹介されたのは農薬散布用のドローンです。こちらは田んぼや畑の位置情報を入力するだけで、農薬の自動散布が可能になります。これにより、2ヘクタールの作業に2時間近くかかっていたのが、10分ほどで終わるため省力化が期待できます。参加した農家は最先端の農業機器に興味を示していました。 （トマト農家 深持翔太さん） 「農業の新しい時代というか、すごく効率的に進める時代がもうすぐ迫ってるんだなっていうのを身近に感じました」 （公楽開発ドローン事業部 菊地定春課長） 「このスマート農業に対する機器類っていうのが、まだ導入が進んでいないっていう部分がありますので、そちらの方の支援等を行っていきたいなと思っております」 この体験会は来月も雫石町で行われる予定です。
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November 10, 2021 at 04:59PM
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