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Wednesday, November 3, 2021

「調布-明大前駅間で殺す」 長い区間、周到に計画か 京王線刺傷 - 産経ニュース

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送検される服部恭太容疑者=2日午前、警視庁調布署(佐藤徳昭撮影)
送検される服部恭太容疑者=2日午前、警視庁調布署(佐藤徳昭撮影)

東京都調布市を走行していた京王線特急の乗客刺傷事件で、殺人未遂容疑で逮捕された服部恭太容疑者(24)が「京王線特急の調布-明大前駅間で殺すと決めていた」という趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁調布署捜査本部は、利用し慣れた京王線での大量殺人を以前から周到に計画していたとみて調べを進めている。

捜査関係者によると、服部容疑者は京王八王子駅近くのビジネスホテルに9月末から滞在。普段から同駅を利用していたとみられ、「いつも使っている京王線での犯行を決めていた。人が多い新宿行きの列車で走行時間が長く、逃げ場のない特急の調布-明大前駅間を狙った」という趣旨の供述をしているという。

車内で火を放つ際に使用したライターについては、「100円ライター(使い捨てライター)では手を離すとすぐに消えるので、オイルライターを選んだ」と話していることも新たに判明。服部容疑者は犯行時にオイルライターを5個所持、ライターオイルをまいた後、火を付けたとみられる。

服部容疑者はライターのほか、ペットボトルに入った大量のライターオイルや殺虫スプレー、刃物を所持。「殺虫スプレーで相手を弱らせて多くの人を刺そうとしたがうまくいかず、火を付けて多くの人を殺そうと思った。火にスプレーを使えば爆発することも知っていた」などと供述している。

服部容疑者は、神戸や名古屋を転々とした後、9月末に上京し、八王子市内のビジネスホテルに滞在。都内でライターオイルやスプレーなどを買い、ハロウィーンでの犯行に向けて準備を進めていたとみられる。

事件は10月31日午後8時ごろ、国領(こくりょう)駅付近を走行中の特急で発生。男性客が刃物で刺され、重体となったほか、男女16人が煙を吸うなどして軽傷を負った。

■ライターオイル規制強化は難しく ガソリンは事件機に記録保存

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