１０日放送のフジテレビ系「めざまし８（エイト）」（月～金曜・午前８時）では、７月の東京都議選期間中に無免許運転で人身事故を起こし、自動車運転処罰法違反容疑などで警視庁に書類送検された木下富美子都議（５５）が９日、問題発覚以来初めて都議会を訪れ、約４か月ぶりに公の場に姿を見せた一件を特集した。
体調不良を理由に本会議や委員会を欠席していた木下氏が都議会の正副議長と面会し、議員活動を続ける考えを示したが、選挙で同都議を応援したこともある弁護士の若狭勝氏は「結局、彼女はとにもかくにも議員を続けたい。これは政治家にはよくある心理なんですけど、一度なった議員という特権は保身でずっと維持したいのが政治家にはあるんです」と辞職を否定した同都議の発言を分析。
その上で「彼女の場合は無免許運転の常習性っていうのが警察で認定されていて、１回じゃないんです。無免許運転常習性というのは一般の人にも非常に厳しい態度で臨んでいる。（木下都議は）都民の信頼を受けた都議会議員というきちんと自分を律する立場ですから、その人が無免許運転常習ということは、それだけでも言語道断なんです」とバッサリ。
同都議が辞職を否定した点についても「絶対に辞めなきゃいけないはずなんです。謝罪内容以前の問題で事の本質の問題なんです」と非難した上で「捜査中だから答えられないというのも政治家のよくある逃げ口上ですが、政治家についてはあり得ない。政治家である以上、捜査中であっても説明責任というもっと大きなものがあるので」と続けていた。
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