農水省によると、2018年時点で世界27カ国がGM農作物を商業栽培する。米国、ブラジル、アルゼンチン、カナダ、インドで全栽培面積の91%を占める。世界の主要なGM作物は飼料用途のトウモロコシ、大豆、ワタ(実の部分)と植物油を搾るためのセイヨウナタネの4種だ。
「ゴールデンライス」はフィリピンに本部を置く国際稲研究所(IRRI)が同国農業省と共に開発。洪水と乾燥の両方に耐性がある米「RC82」にトウモロコシ遺伝子を組み込んだ。世界で5歳未満の約2億人ともいわれるビタミンA欠乏症の解消に向けて開発したという。
オーストラリア、米国、カナダの食品安全規制当局は「ゴールデンライス」を安全と評価。ただ商業栽培は認可していない。バングラデシュでは、商業栽培認可に必要な食品安全審査の最終段階に入った。
日本では、稲、トウモロコシ、大豆、バラなど13のGM農作物が隔離圃場(ほじょう)での栽培実験を承認されている。
稲のゲノム研究に着手したのは1991年。農研機構では現在、スギ花粉アレルギーへの免疫力を向上させるスギ花粉ペプチド含有稲、血圧降下作用を持つノボキニン蓄積稲などの栽培実験を行っている。
農水省は「日本では食用・飼料用のGM作物は商業栽培をしていない。研究機関のGM稲がすぐに国内流通されることはない」(穀物課)としている。
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August 01, 2021 at 04:02AM
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GM米 商業栽培認可 フィリピンで世界初 - 日本農業新聞
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