農業の担い手不足や農家の高齢化が進む中、作業の負担を減らしていこうと、新潟県の農業大学校の学生が、ドローンなどの技術を使った「スマート農業」を学ぶ実習が行われました。
この実習は新潟県農業大学校が新潟市で行ない、学生およそ５０人が参加しました。
実習では農機具メーカーの担当者が、全長１.５メートルのドローンを操作して、２メートルほどの高さから田んぼに種もみをまく作業を紹介しました。
今回は０.５ヘクタールほどの田んぼで作業が行われ、４０分ほどで種もみをまき終わりました。
メーカーによりますと、ドローンを使って種もみをまく作業は珍しく、従来の機械を使った田植えよりも効率的に作業できる可能性があるということです。
また、無人の田植え機がＧＰＳなどを使った自動運転で種もみをまく様子も紹介され、学生たちは動画を撮るなどして学んでいました。
実家が農家の学生は「家ではこうした機械は使っていませんが、私たちはこうした技術を使っていきたいと思います」と話していました。
新潟県農業大学校の吉川力教授は「担い手が減り田んぼも集約されていく中で、省力化した技術があることを学生たちに知ってもらいたい」と話していました。
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April 30, 2021 at 01:07PM
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ドローンや自動運転「スマート農業」学ぶ 新潟県農業大学校｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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