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Tuesday, January 19, 2021

「これが自分の正しい着用」と主張した鼻出しマスクの男…「監督者の指示に従わず」不正行為と認定 - 読売新聞

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 大学入学共通テストで、マスクから鼻を出していた受験生(49)が不正行為と認定された問題は、ネット上で賛否両論の意見が噴出し、文部科学省が「対応は適切だった」とコメントを発表する異例の事態となった。大学入試センターは、30、31日の第2日程に向け「正しく着用しないことが直ちに不正に当たるわけではない。監督者の指示に従ってほしい」としている。

 萩生田文科相は19日の閣議後記者会見で「試験運営上、看過し難い状況で、適切な措置だった」と述べた。

 文科省などによると、問題の受験生は16日午前から午後までマスクから鼻を出した状態で受験し、試験中に監督者から計6回、鼻を覆うよう指示された。休憩時間にも注意されたが、受け入れなかったという。

 監督者は午後の英語(リーディング)の試験中、書面で不正を通告し、別室への移動を促した。受験生は自席で「これが自分の正しいマスクの着用だ」と主張した。この騒ぎで、同室の受験生31人は次のリスニングのため別室に移ったが、開始時間は5分遅れた。

 その後、問題の受験生はトイレに3時間以上閉じこもり、警視庁に不退去容疑で現行犯逮捕された。

 入試センターによると、「受験上の注意」には「試験場内では常にマスクを正しく着用すること」と記載。不正行為の一つに「監督者の指示に従わないこと」を挙げている。マスクの着用方法は明記しておらず、感覚過敏などで着用できない場合、申請すれば別室で受けられる。政府は感染対策には鼻と口の両方を確実に覆うよう呼びかけている。

 今回は、監督者の指示に従わなかったため不正行為と認定された。

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