
福島市は十九日、市内の福島西部病院で新型コロナウイルス感染者が二十七人確認されたと発表した。市は院内感染とクラスター(感染者集団)が発生した可能性があるとみて調査を進めている。県は同日、新型コロナの感染者が十五人確認されたと発表した。十五人は十八日に陽性が判明した。県によると、県発表分のうち一人が同病院の職員だという。県内の感染者は累計七百二十三人となり、七百人を超えた。 ■18日判明福島県発表分 新たに15人 福島西部病院のホームページによると、職員一人が十八日、体調不良を訴えたため、PCR検査で陽性と判明した。この職員と接触した可能性がある患者や職員に対し、検査を実施。十九日午後六時半までに、さらに二十六人の感染が明らかになった。 同病院は十九日から当面、外来、歯科の診療を休止とした。救急診療の受け入れも停止し、健診センターの健康診断も見合わせている。薬の処方や手術後の処置については、電話で対応するとしている。福島市は二十日午前に市医師会と合同記者会見を開き、感染状況などを説明する。
市保健所は県から派遣された感染制御チームと連携。病院内で感染者が確認された区域とその他の区域を分けるゾーニングや消毒環境整備などを進め、感染拡大の抑制に努めている。 県が十九日に発表した陽性判明の十五人のうち、六人の感染経路が不明となっている。県が確保している四百六十九床の使用率は県公表分で十八日現在28・4%。 県発表の十五人の内訳は次の通り。 ◆19日発表(18日判明分)▼伊達市・1人=20代公務員男性▼喜多方市・1人=20代会社員男性▼いわき市・4人=60代無職男性、60代会社員女性、40代無職女性、10歳未満女児▼郡山市・4人=90代無職女性、30代無職女性、10歳未満未就学女児、30代会社員男性▼福島市・5人=60代女性、60代男性、30代女性、80代無職女性、30代無職女性 ■福島県内8人退院 退所は3人 県内で新型コロナウイルスに感染した入院者八人が十八日、県内の医療機関を退院した。宿泊療養施設の入所者三人が同日、退所した。県が十九日、発表した。十八日現在の入院者は宿泊療養施設への入所者を含め百四十二人で、このうち五人が重症となっている。
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