
カラフルな繭玉飾りに囲まれる松川さん(宮城県石巻市で)
五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願う「繭(まゆ)玉飾り」作りが宮城県石巻市の農家で繁忙期を迎えている。小正月や2月の初午(はつうま)の縁起物とする地域も多いが、この地域では正月の彩りに欠かせない。赤や黄、青や緑色に着色し、繭に見立てた餅粉の玉を付けた柳の枝がつるされた作業場は、一足早く花が咲き乱れる春の雰囲気だ。
繭玉を神前や座敷に供える風習は、東日本に多い。蚕の成長に農作物の成育を重ねて一年の安全や発展を祈願する意味があるといわれる。
石巻市の稲作農家、松川郁子さん(83)は自宅作業場で毎年、2000本を手作りしている。もともとは農閑期に副収入を得るための手仕事。稲刈りが終わる9月ごろから作り始めて12月下旬まで続け、おはらいを済ませた後に出荷される。
例年なら手伝いの人たちと8人ほどでわいわい作業するが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大で、1日の働き手を減らした上でマスクを着用し、会話も最小限に。それでも松川さんは25日から最寄りのスーパーで自ら販売するのを「顔見知りと会うのが楽しみ」と、心待ちにする。
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December 20, 2020 at 05:05AM
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