「工業のイメージが強い川崎で、都市農業の可能性を示したい」。川崎市麻生区で続く農家の九代目、山田貢さん(38)はそう決意している。
「かわさきそだちワイン特区」の第一号として今月、果実酒製造免許を取得した。自家栽培したブドウで、自ら醸造する川崎産のワイン造りに向け、節目となる一歩を踏み出した。
けれども実は、農業をやりたくなかったのだという。手が汚れるのも嫌。「農家を継ぐのは当たり前」という一択への反発心から、一時はヘアメークの世界に進んだ。
見方が変わるきっかけになったのが、ワイン造りだった。三年前に初めてブドウの収穫にこぎつけ、醸造は東京のワイナリーに委託した。「農業って夢があるんだ、と思えた瞬間でした。だから、ワインに感謝しないと」
製造免許の取得とともに、小さな醸造所もつくった。年内にも、念願だったワイン醸造へ。手がけるのは、ピノ・ノワールをメインにしたロゼだ。夢も、感謝も込めて。 (石川修巳)
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November 29, 2020 at 05:09AM
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