副業は、政府の後押しを受けて前向きな企業が増えているのに加えて、新型コロナ禍の影響で関心が高まっている。仕事が減った人は収入を補うことができ、農家も人手不足の解消につながる。取り組みは、JTBも収益が得られる事業にする。
具体的な仕組みは、大分県の事例が一つのモデルだ。県内では全農おおいたを中核とするJAグループが労働力需要を取りまとめ、パートナー企業の菜果野アグリがアルバイトを送り出し、農作業を請け負う方式が成功している。
全農は、JTBにこうしたパートナー企業の役割を担ってほしい考え。まずは旅行会社の立場を生かしてホテルや旅館などに声を掛け、希望者に農業現場に来てもらう。JTBは8月から大分県で菜果野アグリと連携しながら、ノウハウを蓄積する。現在、県内のホテルなどへの説明を進めている。今後、他県への波及も目指す。
こうしたパートナー企業による農作業支援は、全農が掲げる枠組みだ。県域JAグループに声を掛け、取り組みを後押しする労働力支援協議会を九州や中国四国で立ち上げている。ただ、パートナー企業の確保が課題となっていて、JTBとの連携を打開策の一つとしたい考えだ。
JTBは「まだ固まっていないことは多いが、連携する観光業者や全農と、積極的に協力していきたい」(広報室)と期待を寄せる。
全農は「労働需要の高まる冬までに同社との連携を複数地域で展開したい。他にもさまざまな企業をパートナーとし、労働力支援を広げたい」(労働力支援対策室)と強調する。
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August 22, 2020 at 05:05AM
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[新型コロナ] 農業の人手JTBと確保 全農 宿泊業者の副業に - 日本農業新聞
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