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Tuesday, June 23, 2020

自動野菜収穫ロボットが日本の農業の課題を解決!inahoが3種の実証事業・補助金プロジェクトに採択 - ロボスタ

自動野菜収穫ロボットを開発するinaho株式会社は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」「イノベーション創出強化研究推進事業」、経済産業省の「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」と、3ヵ月連続で実証事業・補助金プロジェクトに採択されたことを、2020年6月23日に発表した。


農業人口は2015年に約150万人、2030年には半減へ

農林水産省によると、2015年に約150万人いたとされる農業人口は、2030年には約半数となる約75万人にまで減少すると予想されている。また、業就業人口及び基幹的農業従事者の平均年齢は約67歳であり、農業従事者年齢構成比率における49歳以下の割合は僅か約10%だ、施設園芸農家に関しても、数、面積ともに過去15年で約25%減少しているが、1戸当たりの施設面積は規模拡大が進んでいない。このような日本の農業の現状に対し、同社は、自動野菜収穫ロボットとRaaSモデルを通じて、農業が抱える人手不足や経営課題の解決に貢献していくと述べている。
■【動画】inaho株式会社 ❘ 自動野菜収穫ロボットver3

採択事業の詳細

今回採択された事業は、農研機構による、労働力不足の解消と将来に向けた人材育成を目的とした「労働力不足の解消に向けたスマート農業実証」、従来の常識を覆す革新的な技術・商品・サービスを生み出していく「イノベーション創出強化研究推進事業」と、スタートアップと事業化支援機関の連携の成功事例を創出することを目的とした経済産業省の「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」の3つとなる。

労働力不足の解消に向けたスマート農業実証
事業概要 産地の労働力不足に対応し、強い生産基盤を構築するため、スマート農業技術の実証を緊急的に実施する
実証課題名 自動収穫ロボットの導入による収穫作業の省力化及び自動化実証PRJ
取り組み内容 自動収穫ロボットをアスパラガス農家へ導入し、収穫作業の自動化/省力化を通じて労働力不足の解消を図る
同社の役割 ・収穫ロボットの導入、運用・調整(改良)
・収穫ロボットを軸としたサービス提供
・農業大学校の学生向けに教材作成、講義、実習
※教育機関:佐賀県農業大学校/実証地区:佐賀県、佐賀市、太良町
イノベーション創出強化研究推進事業
事業概要 革新的な技術・商品・サービスを生み出していくイノベーションの創出に向け、「知」の集積と活用の場による研究開発事業の推進を目的に研究を委託する
取り組み内容 アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術「枠板式高畝栽培」を基盤とした省力安定栽培システムの開発
同社の役割 ・平畝対応の自動野菜収穫ロボットが枠板式高畝栽培システムでも利用可能となるよう画像診断システムを改良
・枠板式高畝栽培でもビッグデータの蓄積を進め生育診断技術を開発
※共同研究機関・協力機関として農業関連団体・企業、生産者の計14者で研究グループを構成(代表機関を含む)
ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業 グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業費補助金
事業概要 ソフトとハードの融合領域におけるスタートアップ(ディープテック系)のエコシステム構築を目的として、スタートアップが、製品の開発や量産化設計・試作の実証等を行う費用の一部を補助する
プロジェクト名 野菜自動収穫ロボット量産化プロジェクト
取り組み内容 自動野菜収穫ロボットの開発において、安全性、環境耐性、コスト低減の実現に向けた量産化設計・試作を行う
事業化支援機関 株式会社浜野製作所

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June 24, 2020 at 11:44AM
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