県内の農業は、高齢化などによる労働力不足が大きな課題となっています。そこで、ＪＡあきた白神はスマートフォンのアプリを使って１日単位での働き手の募集を始めることになりました。
能代市に本店を置くＪＡあきた白神は、新たに農業求人アプリを導入することになり、アプリを開発した神奈川県の企業が特徴や実績などを紹介しました。農家は、これまで農繁期などに不足する労働力を数週間単位で親族、知人の手伝いや短期雇用で補っていました。しかし、高齢化で、親族などが手伝いに来られなくなったり、拘束時間の長さから人材が集まらなかったりと労働力の確保が課題となっていました。新たなアプリでは１日単位で求人を行います。空いた時間に無理のない範囲で農業のアルバイトができ副業として収入を得ることができます。去年、北海道の十勝地方でサービスが開始され、これまでに延べ４０００人以上がアプリを通じてアルバイトを行いました。会社員がアルバイトを行ったケースも多く、登録者に２０代から４０代の若い世代が多いのも特徴です。ＪＡあきた白神は、県やＪＡなどでつくる秋田県農業労働力サポートセンターからアプリのモデル地区に選ばれたもので、７月１日から運用を始めます。求人から採用までのやり取りが手軽にできる農業求人アプリ。農業の担い手の高齢化が進む中、今後の活用が期待されます。
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June 24, 2020 at 06:31PM
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１日単位で農業の働き手を募集 - akita-abs.co.jp
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