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新型コロナウイルスの感染拡大で医療崩壊が懸念される中、業界の垣根を越えた支援が広がっている。
千葉・香取市にある、農業用の資材を生産しているサンテーラ千葉工場。
後ろにある大きな機械を見ると、上から下に向かって、透明のシート状のフィルムが流れているのがわかる。
実はこれ、畑の土地の温度を管理するために使われているフィルムなのだが、今回、政府からの要請によって、農業用ではなく、あるもののために生産をされている。
それが、医療現場で不足している医療用のガウン。
工場では、30万着分を生産するとしている。
では、実際にどんなフィルムなのかを触ってみたところ、厚さが0.02mmと非常に薄く、横に伸ばしてもかなり頑丈で、その一方で手で簡単に裂くことができる。
サンテーラ株式会社・南部仁成社長にお話を伺った。
(今回、なぜ医療用として転用したのか?)
南部社長「まず、農業用フィルムの大きさが、医療用ガウンの大きさによく合っていたこと。そして、何より20ミクロンという厚みが、使用後、破って脱げるというのが大きなポイントです」
現在、この工場では透明用のみ生産しているが、今後、医療現場で使いやすい白色の生産も検討するという。
まさに、業界の垣根を越えた支援が広がっているという。
"農業" - Google ニュース
April 20, 2020 at 04:55PM
https://www.fnn.jp/articles/-/34393
“農業用フィルム”生産工場 “医療崩壊”あるもので救う - FNNプライムオンライン
"農業" - Google ニュース
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