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Thursday, April 30, 2020

アボカドから蜂蜜「農業活性化のモデルに」 宮崎銀行設立の農業法人 - 毎日新聞 - 毎日新聞

アボカド蜂蜜を手に笑顔を見せる緒方省吾さん(右)と服部学さん=宮崎市富吉の夢逢いファームで2020年4月22日午前10時38分、杣谷健太撮影

 宮崎銀行が2017年に設立したアボカド生産農業法人「夢逢(ゆめあ)いファーム」富吉農場(宮崎市)で、アボカドの花から蜂蜜が採れた。量は1・2キロで商品化は遠いが、果実は今秋の初出荷が目標。ファーム代表の緒方省吾さん(44)は「実に塗って食べてもらうなど、貴重な販促材料として利用したい」と意欲をみせる。

夢逢いファームで収穫されたアボカド=宮崎市富吉で2019年10月31日午前10時44分(夢逢いファーム提供)

 ファーム設立は、新規参入者でも採算が合うビジネスモデル確立が目的。行員歴約20年で農業経験ゼロの緒方さんが中心となり、まず10アールのビニールハウスを設けた。かつて同行が資金援助し、宮崎県内唯一のアボカド農家である、近くの横山洋一さん(42)に“弟子入り”。国内ではアボカドはほとんど栽培されておらず、横山さんの栽培種の提供を受けてスタートさせた。

アボカドの花の蜜をとるミツバチ=夢逢いファーム提供

 ハウスには現在、背丈ほどの高さの木が112本。小さな実が確認できる。それでも昨秋初めて約500個を収穫。今秋は収穫増を見込む。

 蜂蜜も横山さんのアドバイスだった。ハウス内ではハチがビニールの隙間(すきま)に入り込んで死ぬことが多く、難航が予想された。横山さんと知り合いだった市内の養蜂家、服部学さん(34)が2月、ハウス内に巣箱を設置。2回、計2万匹の西洋ミツバチを放った。死んだ個体も多かったが、4月15日に純アボカドの蜂蜜が採れた。木が更に成長し、花も多くなる来季は蜜も期待できる。服部さんは「もっと工夫したい」と知恵を絞る。緒方さんは「宮崎の農業を活性化したいという思いを持つ人とつながって、経済活性化のモデルをつくりたい」と意気込んでいる。【杣谷健太】

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