
農水省が、農業の環境負荷低減を目指す「みどりの食料システム戦略」を決めた。一方で同省は、げっぷに温室効果ガスを含む和牛の生産量倍増も目標に掲げ、増頭を奨励する。二つの政策は矛盾しないのか――。同省は「しない」と答える。
12日に正式決定した同戦略は、有機農業の拡大や化学農薬・肥料の削減などとともに、2050年に農林水産業の二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする目標を掲げる。だが、牛のげっぷ由来のメタンガスなども含む温室効果ガスの削減目標は示さなかった。
国連食糧農業機関(FAO)の13年の報告によると、世界の温室効果ガスの総排出量のうち畜産業が14%を占める。欧米では、温室効果ガスの排出源として畜産業を問題視する向きもある。
しかし、「日本の畜産業の実態を見てほしい」と同省幹部。日本の19年度の温室効果ガスの総排出量のうち、畜産業は1%にとどまるという。「そもそも日本の畜産の規模は欧米に比べて小さい」と、この幹部は話す。
みどり戦略に先立つこと1年半、同省は19年12月に「農業生産基盤強化プログラム」を定めた。牛肉の輸出拡大や国際競争力の強化を目指す同プログラムは、和牛の生産量を18年の約15万トンから35年には30万トンに倍増する目標を提示。同省はその後、畜産クラスター計画に基づいて和牛繁殖雌牛を増頭した農家に奨励金を交付する。
ただ、みどり戦略には①牛のげっぷ由来のメタンガスを抑える飼料の開発②少ない餌でよく太る家畜の改良③家畜排せつ物中の窒素やリンなどの効率的な回収・活用技術の開発――などを50年までに実用化する工程表も盛り込んだ。同省幹部は「これらの技術が確立すれば、増頭しても温室効果ガスの排出量は抑えられる」と話す。
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May 24, 2021 at 05:03AM
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和牛倍増「矛盾しない」 技術確立し温室ガス抑制 みどり戦略で農水省 - 日本農業新聞
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